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マウスホイールの部品交換修理をしました。[PC周辺機器]

周辺機器
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ホイール付きマウスを初めて使用した時は、大発明だなと思ったマウスのホイールです。特にブラウザのスクロール等で非常に重宝します。このホイール、初期の頃は、良く画面が飛んだりスクロールしたかのように思わせて元に戻ったり感度なのか部品の品質なのか解りませんが不具合が多かった気がします。
そんなホイールも最近は、当方が購入した物に関しては、特に気になるような不具合が出てくるマウスも減り当然のごとく使用できているイメージでした。

しかし、長年使用していると当然摩耗などによりホイールもスクロール量がおかしかったりスクロールがポーンと流れて元の位置に戻ったり正常な動作をしなくなります。
この原因は、大抵ホイールの機能を司る部品のホイールエンコーダーとかロータリーエンコーダーとかいう部品が正常動作しなくなってきた事が原因です。なので今回は、このロータリーエンコーダー交換のお話です。

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ホイールエンコーダー交換

以前チャタリングにより左クリックが連打されるという現象の修理を行った経験のあるエレコム製マウスであるM-BL07UBBKさんなので問題なく分解も行えます。背面のネジを外して上下分離。
中身は、簡素なものです。

これが以前交換した左クリックボタン。オムロンのD2F-01Fに交換しました。

左クリックボタンとホイールのゴム製ホイールの間にあるオレンジ色が今回交換するホイールのロータリーエンコーダーです。

はんだをハンダ吸取り線で吸取って外したのが下の画像。イカのように足が長いOTM製の高さ13mmのロータリーエンコーダーです。さすがに5年程度使用すると金属部分が古びてきています。高さは、マウスによって異なりますのでこの部分は、良くチェックしないと交換時にプギャーになります。ちなみに差し込んだ際の基板から回転軸の中心までの高さのようです。

で、今回交換するのがこちらのロータリーエンコーダー。TTC製の高さ13mmのロータリーエンコーダーです。1個120円と少々高め。

はんだ付した後。
ちゃっかり左クリックボタンのD2F-01FをD2FC-3Mに戻しました。元々D2FC-3Mが搭載されていた物をD2F-01Fが日本製なので交換したのですがどうもクリック感が固めなのでD2FC-3Mの新品を調達して再度戻しました。やはりこちらの方がこのマウスには、合っているようでクリック感が良いです。

最後に

交換後問題なくスクロールされるようになりました。ただ、若干硬めな印象です。以前は、もう少しスルスルと回転した気がします。ですが慣れれば特に問題ない程度の変化なので良しとします。スクロールに問題が無くなりましたからね。その内擦れてスルスル回るようになるのかもしれませんし。

最近は、マウス自体が低価格化してきていますが相変わらず安いマウスは、新品の状態でもカーソルが飛んだりボタンがチャタリングしたりする物が混ざっている率が高いようで通販サイトや価格比較掲示板などにその手の書き込みがされています。
そして流行なのかどうか知りませんが日本メーカーからは、やたらめったら薄く小さいマウスばかり発売されます。表向き持ち運びが便利というノートパソコンユーザー向けの要望に対応したという事がよく雑誌等に載っていますが実際は、体積が減ると原価が安くなるからというのが一番大きな要因のような気がします。コンビニのパンやおにぎりサイズと一緒の発想でしょうか。
当方は、大きめなマウスの方が使用しやすいので非常によろしくない風潮です。まぁ、アメリカ製等を選択すれば良いのですが若干高価です。

と、いう訳で使い慣れたマウスを修理するのが一番良かったりします。120円程度ですしね。光学センサー等も部品単位で手に入るみたいですしボディの部品が割れてしまったりしない限りは、修理で良さそうです。

でも、ここまで来るとマウス自作キットとか買って自作しようかな?とか思ってしまったりもしますね。はっはぁ!。

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コメント

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