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二層式洗濯機を修理した(タイマーユニット分解等)

電気製品
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かつて家電の三種の神器と言えば白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機という三種の神器が代表格でした。それだけ生活に必要であれば生活水準が向上するし最低限必須な家電製品という事のようです。

その中で洗濯機は、登場初期に白色が多かったので白物家電とも言われとにかく必要な家電製品と言う品目のようです。

そんな洗濯機も1層式、2層式、全自動、ドラム式と進化してきました。

そして現在日本国内では、2層式洗濯機のシェアは、3%前後と毎年ズンドコユーザー数が減り続けています。ですがハイアール、パナソニック、日立、アクア(以前の三洋電機)と今でも二層式洗濯機を販売するメーカーは、存在しています。受注生産では、ありますが。

そんな絶滅危惧種の二層式洗濯機も東南アジアでは、40%程度のシェアを持っているそうで二層式洗濯機の生産ラインが残っているというその辺りの背景があって日本国内でも販売を継続できているようです。

今頃二層式洗濯機使用している家など頭の固い偏屈な年寄りの家だけだと思うかもしれませんがその通りです。当家のオババは、その偏屈な年寄りでいまだに二層式に執着しています。

先日洗濯機が動かなくなったので様子を見てほしいと言ってきたのでタイマーユニットの故障だからこの際全自動洗濯機に買い替えを薦めましたが嫌らしいのです。認知症が始まった老人のように苛烈に二層式が良いと訴えます。

面倒なのでメーカーに修理できないか問い合わせるとコロナ過で部品がないのですぐには、修理不能と言うのです。仕方なくタイマー単品で同じものが手に入らないか探しますが同じものは、ありません。

中国製の謎のタイマーが形状や電線数が似ていて使えそうですがレビューを見ると半年以内に壊れたという記述が散見されて危なそうです。100V通電品ですから。

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タイマーユニット分解

タイマーユニットを分解して修理できないかを確認します。分解すると正転、逆転する為の接点は、使用できますがメインの電源用電極の接点が黒く焦げて周囲のプラスチックもドロドロです。ギヤも刃欠けしている部品が多く救助不能そうです。

新規タイマーユニット入手

そこで同じような動作をする別機種のタイマーを使用することにします。日立やパナソニック用等もありましたが4倍位の値段なので見送って町の電気屋さんらしきお店(鹿児島県のでん吉)がハイアール用をヤフーショッピングで定価販売していたのでそちらを使用して修理する事にします。部品コードが「0034000733」という物です。Google検索すれば出てくると思います。

ハイアール純正品なのでそれなりの品質は、あるのでは?と思って選択。

中の構造、接続が同じようなものか確認する為に一応分解。右側の金色電極4枚がゼンマイで接触したり離れたりして正転、逆転する原理は、同じです。

取り付け配線計画

元々のタイマーユニットのワイヤ数は、7本でこちらは、4本と本数が異なりますが洗濯機本体の裏側にある回路図を見ると洗濯モータの正転、逆転が正しく接続されれば動作しそうです。

上の図でソフトモードなど使わないので切換スイッチ(標準、ソフト切換)の空、紫は、要らないのでワイヤ数は、5本になります。後1本を洗濯タイマーを超えた黒に接続すれば良いと思うのでその通りに新規購入したタイマーユニットの一部に接続すれば雑防コンデンサー(ノイズ低減用)も使えて良い感じと、考えて実行。

灰色は、途中の電極(下の赤色矢印部分)にハンダ付けしました。

新規タイマーユニットを操作盤に取り付けます。取付穴が少し違うのでネジ穴を新規にあけています。

最終的に表面は、こうなりました。90度タイマーの開始位置が右にズレました。

最後に

1000円台の部品購入費用だけで修理完了しました。

この機種用のタイマーでは、ないのでタイマーの開始位置が変わったり正転、逆転のタイミング時間が0.5秒-1秒程度早くなったり等異なる点は、ありますが洗濯機としての動作は、するようになったので問題ないです。

なにより二層式洗濯機に激しくこだわる当家のオババが喜んで音痴な歌を歌い続けていたのでまぁ、喜んでいるのでしょう。大変迷惑ですが。

修理成功です。

この修理の模様をもう少し詳細に見たい方は、Youtubeに動画を上げてあるので下からどうぞ。

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