当方のディスプレイは、現在19インチの液晶ディスプレイです。LG製L1953Tというワイドでは、無いタイプです。解像度は、1280×1024(SXGA)で昨今の1920×1080(FHD)全盛のサイズからすると狭いです。
そして、当ブログの古い記事で記述したようにL1953Tは、一度映らなくなっているのです。まぁ、自分でコンデンサ交換して修理しましたけど。
あれから、早4年・・・。今でも何の問題も無く表示しています。
ですが最近の各Webサイトやソフトの作りを見るにどうもワイドディスプレイで閲覧する事を対象にした画面配置になっていると思わせる物が多くなって来た気がします。更に昨今のワイドディスプレイの低価格化。
そこで新規に液晶を購入する気になったので色々調べてみました。
液晶面の処理/光沢感
良く聞くのがグレアとノングレアです。グレアが表面がテカテカしていて動画等を見る際に色が栄えます。ただ照明などの光が映り込むので見づらくなる場合があります。
一方ノングレアは、光沢が抑えられています。照明や光等の映り込みが無い反面グレアよりは、動画などの色が栄えないらしいです。
どちらが良いかと言えばそれは、人の好みです。ただ、PC用ディスプレイは、目までの距離が近くなるので映り込みが多いと文字が読みにくいとかあります。
現在販売されているPC用ディスプレイのほとんどがノングレアのようなのでやはり皆映り込みが嫌なのでしょうね。
他にも最近ハーフグレアというノングレアとグレアの中間のようなものもあるようですがまぁ、PCで使用するならノングレアの方が無難です。
PS4とか家庭用ゲーム機で1-3m位離れた位置から見るならどちらでも良いのかもしれません。
液晶のサイズ
最近の売れ筋は、23.8インチから27インチのようです。特に無駄に種類が多いのが23.8インチ。何かの一つ覚えのように大量に種類があります。そして低価格。
しかし、当方が現在使用しているディスプレイは、ワイドでは、無い19インチなのです。ドットピッチが0.294mm。FHD解像度の23.8インチワイドディスプレイの平均的なドットピッチが0.274mmと1ドット辺りのサイズが小さくなってしまいます。
ドットピッチとは、縦横の解像度を構成する1個のドットのサイズの事です。解像度がFHDのディスプレイだとドットが1920×1080=2073600個です。縦横のマス目1個のサイズと考えれば良いです。縦横32×32ドットのアイコンがドットピッチ0.294mmで見ていたサイズと比較するとドットピッチ0.274mmでは、小さく見えるという事です。
なので同じ位のドットピッチの画面サイズを探していきます。
元になる当方の19インチディスプレイが下の解像度です。
19インチスクウェア液晶(SVGA=1280×1024)=0.294mm
現状スクウェア型の液晶は、ほぼ絶滅したので今後購入するならワイド型になります。横サイズも広いですしね。そこで比較対象は、ワイド液晶です。
19インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.219mm
22インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.254mm
23.8インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.274mm
24インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.277mm
25インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.288mm
26インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.300mm
27インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.311mm
28インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.323mm
31インチワイド液晶(FHD=1980×1080)=0.357mm
上の一覧で見ると25インチで体感的には、誤差の範囲になり26インチからドットピッチが当方の19インチディスプレイを超えるという事が分かります。なので25インチ以上で考えますが25インチを現状探すとフィリップス、Acer、飯山から3種類あるのみ。値段を見ると15000円から25000円の間なのですがその値段ですと27インチも購入できてしまいます。
Philips 25型ワイド液晶ディスプレイ (AH-IPSパネル/5年間保証) 257E7QDSB/11(Amazon)
Acer ディスプレイ モニター G257HLbidx 25インチ(Amazon)
iiyama ディスプレイ モニター XU2590HS-B1 25インチ(Amazon)
27インチだと大きい気もするので間を取って26インチが良さそうですがなんと26インチ液晶という物は、少なくとも3万円以下の世界には、存在していないようです。
なのでここは、おとなしく27インチ液晶ワイドディスプレイをターゲットにします。大は、小を兼ねるだし。
液晶表示/再描画方式/画質
液晶ディスプレイの良し悪しを決める一番大きなポイントがディスプレイに使用されている液晶パネル自体の性能です。
しかしながらSonyやシャープ等日本の液晶パネル製造企業がダンピング競争に負けパソコン用液晶の生産を打ち切ってから早有余年。現状世界で液晶パネルを供給している企業は、韓国のLGとLGとLG位のものです。と、言うのは、正確では、ありませんがIPS系液晶と言えばLGがほぼ牛耳っている(IPSは、ジャパンディスプレイとLG社の登録商標)状況でそこにVAパネルの台湾Acer系AUO(富士通の技術が入っているとかなんとか)が2台巨頭となっています。後は、何かIPSの派生品(商標権の為にADS等別名を使用)とか中国企業等が出しているようですが良く解りません。
突然IPSやVAという単語が出てきましたが大雑把に言うと液晶の表示方式の事です。
その方式に違いがあります。
数年前の安い液晶パネルと言えばTNパネル。安くて再描画が早いので動きの激しいゲームや動画の描画時にチラツキが少なく表示できるというメリットがありますが視野角が狭いのです。斜め上や下から見ると黄色く見えたり黒く見えたり画面表示が見づらくなります。昔の液晶と言えば皆そうでしたね。色の表現力も低い傾向。
その弱点を克服しようという事でIPS(AH-IPS等)パネルです。こちらは、医療分野やスマホなどにも使用される事が多く像が綺麗に移り視野角も広いので寝転んで画面を見ても色が同じように見えるという優れものです。静止画などを見るのには、一番適している方式みたいです。ただ、製造単価が高くなりがちなのです。
それ以外には、VA(AMVA+等)パネルがあります。そこそこの動画表示速度にそこそこの画像表示性能そして視野角も広いという物です。製造単価もIPSよりは、安くできるみたいです。
と、聞くとIPSパネルが一番良さそうですがIPSパネルは、反応速度を上げずらいのと黒色表示時に輝度が高くなるので純粋な黒が表示しずらいという弱点があります。一方VAパネルは、完全な黒になります。
まぁ、一長一短な訳です。一般人には、どちらでもわからなそうな部分です。
フリッカーフリー
液晶画面のバックライトが明るさを一定にする為に明滅する際の光の強弱がちらつき(フリッカー)に見える現象を抑制する為の機能です。液晶画面をスマホのカメラ等を通して見るとこの機能が無い液晶は、点滅しているように見えます。
フリッカーは、目によろしくないと言われていますのでそれを「抑制するフリッカーフリー機能搭載!!」と、液晶ディスプレイの売り文句の一つになっていますが実際の効果は、解りません。
当方も以前は、フリッカーフリーが無いTNパネルを使用していましたがフリッカーフリーのディスプレイに変更してもその効果は、良く解りません。
ブルーライトカット
ブルーライトが目に悪影響を与えたり生活のリズムに影響を与えているという事です。朝ブルーライトを浴びると体内時計をリセットして生活のリズムを整える効果がある一方紫外線の次に強さが大きいブルーライトが目の視神経に悪影響を与えるという事のようです。
パソコンやスマホのディスプレイに使われるLEDバックライトやLED照明からブルーライトが大変多く放出されるのでそれらの機器を直接見ると眼精疲労が起きて長時間その状態が続くと視力低下等になりまた、長時間体にブルーライトを浴び続けるとず~~~っと体内時計のリセットが続くので睡眠障害/不足になったり生活のリズムが乱れて健康に影響が出るそうです。
パソコンのディスプレイは、比較的目に近い位置で見続けますのでその影響が大きいからそれを「カットするブルーライトカット機能を搭載!!」と、やはり売り文句の一つになっています。
確かに人体に悪そうですがパソコンのディスプレイ以外にもLED照明は、CO2排出量削減の為国を挙げて白熱電球を廃止してLED照明に変更するというビッグウェーブが来ています。
「その波に乗るしかない!」と、言わんばかりに新築住宅は、LED採用、自動車のヘッドランプもLED、自転車だって懐中電灯だってみんなみんな生きているんだ友達なんだという流れでLED化が進んでいます。まぁ、低消費電力で明るいという特性も寄与しているのでしょうけど。
なので「パソコンのディスプレイだけブルーライトカットしてもブルーライトを避けることは、不可能なのでは、ないか」という気がします。
今までブルーライトカット機能の無い液晶ディスプレイを使用していましたがその影響が良く解りません。
まぁ、この手のお話は、「若い頃の食生活が将来の健康に影響を与える」と同じで10年位しないと解らない問題なのかもしれません。
そして実際にブルーライトカット機能をONにすると青だけバッサリやって画面が黄色くなるというのが・・・ね。高級機だと上手に色調整するのもあるらしいです。
27インチ液晶ディスプレイ
と、いう事を踏まえて3万円以内で27インチディスプレイを比較します。
なぜ唐突に3万円かというと現行のL1953T購入時に高級、低級を比較して多少の違いは、あるものの「CGデザイナでもない限りわからないな」と思ったのが発端です。3万円以上のディスプレイを購入する必然性が当方には、無いのです。そこまでの画質馬鹿でもないので。
それでも「どうせ買うなら少しでも良いものを」と思うのが人情です。なんでも良いなら悩まずに一番安いのを買えば良い訳です。
BENQ GW2760HS
BenQ モニター ディスプレイ GW2760HS(Amazon)「GW2760HS」検索一覧(Yahooショッピング)
「GW2760HS」検索一覧(楽天市場)
サイズ:高さ=47.2cm/横=62.2cm/奥行=19.1cm
パネル:AMVA+(表面処理=ノングレア)
視野角:縦方向=178度/横方向=178度
応答速度:12ms/4ms(GtoG使用時)
輝度:300cd/m2
フリッカーフリー機能:有
ブルーライト軽減機能:有
最大消費電力:50W/36W(標準)/25W(エコモード)
スピーカー:有(1W×2)
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2014年4月
保証:3年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1
AMDFreesync対応:無
台湾企業のBENQですが当方からすると低価格ディスプレイ屋さんという印象です。L1953T購入比較時(7年位前)は、フォーカスが若干甘く電源周りにコイル鳴きが有る事が指摘されているような企業だったのですがこのGW2760HSは、異なるようです。
パネルがAMVA+というVAパネルの弱点を克服したパネルを採用して文字などのエッジのクッキリさや色むらの克服等良い点が多いみたいです。
液晶特有のちらつき防止機能のフリッカーフリーを搭載したのも最初とかなんとか。
レビューなどで目につくのが「明るさを0にしても明るすぎる」です。メーカーとして明るさを売りにしているとかいう噂もあるようです。
値段も1万7000円から2万5000円の間を行ったり来たりしています。そして発売から3年以上のロングセラーなので大手販売サイトや価格比較サイト、個人ブログ等に使用感が大量に上がっています。その大多数が高評価なのも多少の安心感があるかもしれません。
ただ、気になるのが消費電力が高めな点です。他社が30W程度のところこちらは、36-50Wとなっています。評価サイトでワットチェッカーを使用した人のレビューだと明るさを下げると27W位という事なので問題ない???まぁ、年間で数百円異なるだけなのですが、なんとなく。
Acer KA270HAbmidx
Acer KA270HAbmidx(Amazon)
「KA270HAbmidx」検索一覧(Yahooショッピング)
「KA270HAbmidx」検索一覧(楽天市場)
サイズ:高さ=36.5cm/横=61.3cm/奥行=20.5cm
パネル:AMVA+(表面処理=ノングレア)
視野角:縦方向=178度/横方向=178度
応答速度:4ms(GtoG使用時)
輝度:300cd/m2
フリッカーフリー機能:有
ブルーライト軽減機能:有
最大消費電力:28.5W
スピーカー:有(2W×2)
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2016年5月
保証:3年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1
AMDFreesync対応:無
低価格ディスプレイと言えばBENQと並びAcerです。こちらもVA(AMVA+)パネルです。
このディスプレイの特徴は、とにかく狭額縁な点です。下側は、一般的なディスプレイと同じで2cm程度のフレームがありますが左右と上は、5mm程度のフレームしかありません。見た感じスタイリッシュでしょうか。
一応スピーカー搭載ですが出力が2Wと低出力なので音質は、悪いだろうと思っていたところレビューサイト等でもこの点を指摘する書き込みが大量に見受けられます。
皆、PS3/4で使用すると書いているのでテレビと同じ感覚なのでしょうが出力「2Wのスピーカーに何を求めているんだ?」という気がします。
画質は、AMVA+なので黒色とエッジクッキリで良いみたいです。
ただ、明るさを0に設定してもまだ、明るいという書き込みがありますね。BENQのよりは、暗くなるようです。
フィリップス製 273V5LHAB/11
27型ワイドディスプレイ 5年保証付 273V5LHAB/11(Amazon)
「273V5LHAB/11」検索一覧(Yahooショッピング)
「273V5LHAB/11」検索一覧(楽天市場)
サイズ:高さ=47.1cm/横=64.6cm/奥行=24cm
パネル:TN(表面処理=ノングレア)
視野角:縦方向=160度/横方向=170度
応答速度:5ms/1ms(GtoG使用時)
輝度:300cd/m2
フリッカーフリー機能:無
ブルーライト軽減機能:無
最大消費電力:19.65W
スピーカー:有(2W×2)
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2013年9月
保証:5年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1
AMDFreesync対応:無
個人的には、オランダの世界最大手髭剃りメーカーのフィリップスという印象ですが実際は、Sonyと音楽CDの特許を取った企業でヨーロッパを中心としてかなりの有名大手電機関連企業です。
そのフィリップスの液晶27インチディスプレイとして一番安いのがこちらです。フィリップスのディスプレイで良いところは、なんと破格の5年保証が付いている点です。日本の家電メーカーが1年ですので別格ですね。それだけ品質に自信があるのでしょうか。
しかしながらこちらの液晶パネルは、なんとTNパネルなのです。以前と異なりTNパネルも視野角などだいぶ改善されてきているようですがどうもまだ忌避感があります。
ゲームとかするなら良いのかもしれませんけど。
フィリップス製 274E5EDSB/11
27型AH-IPSパネル採用ワイド液晶ディスプレイ 5年間フル保証 ソフトブルー技術+フリッカーフリー 274E5EDSB/11(Amazon)
「274E5EDSB/11」検索一覧(Yahooショッピング)
「274E5EDSB/11」検索一覧(楽天市場)
サイズ:高さ=47cm/横=62.2cm/奥行=23.7cm
パネル:AH-IPS(表面処理=ノングレア)
視野角:縦方向=178度/横方向=178度
応答速度:14ms/5ms(GtoG使用時)
輝度:250cd/m2
フリッカーフリー機能:有
ブルーライト軽減機能:有
最大消費電力:19.8W
スピーカー:有(2W×2)
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2015年3月
保証:5年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1
AMDFreesync対応:無
こちらは、IPS(AH-IPS)液晶です。量販店でLG製の27MP38VQ-Bと並べて比べるとこちらの方が色がクッキリしているように見えます。コントラストが強いのかもしれません。消費電力がかなり低いです。
安心の5年保証。
LGエレクトロニクス製 27MP38VQ-B
ブルーライト低減機能付 LG モニター ディスプレイ27MP38VQ-B(Amazon)
「27MP38VQ-B」検索一覧(Yahooショッピング)
「LG 27MP38VQ-B」検索一覧(楽天市場)
サイズ:高さ=46cm/横=64.1cm/奥行=20.3cm
パネル:AH-IPS(表面処理=ノングレア)
視野角:縦方向=178度/横方向=178度
応答速度:5ms(GtoG使用時)
輝度:200cd/m2
フリッカーフリー機能:有
ブルーライト軽減機能:有
最大消費電力:32W/27W(通常)
スピーカー:無
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2016年5月
保証:3年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1
AMDFreesync対応:無
世界中のIPS液晶を牛耳っているLG製品です。「Life is Good」の頭文字でLGらしいです。ロゴが太陽の塔の顔みたいなのですよね。パネルは、IPS(AH-IPS)です。
ちなみにSony製の液晶テレビのパネルもほぼLG製です。でもLG製のテレビとSony製のテレビを並べて見ると画質が随分と異なることに気づいてしまうのは、内緒です。LGは、パネル生産は、良いようですが表示する際の回路や電源周りをおざなり(ノウハウが無い)にしているからだという某大型カメラ店の店員さんによる噂です。真偽は不明ですが量販店等で見ると結構違います。
その影響は、PC用ディスプレイでもあるようです。ただ、普通の人には、並べて比較しないと解りませんし現状この価格帯のディスプレイは、どんぐりの背比べなので気にする必要もないでしょうね。
そしてこの価格帯では、一番評価が高いようです。価格比較サイトでも最近の数か月間評価1位ですし。
IODATA LCD-MF272EDB
I-O DATA ワイド液晶ディスプレイ EX-LD2702DB(Amazon)
「LCD-MF272EDB」検索一覧(Yahooショッピング)
「LCD-MF272EDB」検索一覧(楽天市場)
サイズ:高さ=44.3cm/横=62.0cm/奥行=24.2cm
パネル:ADS(表面処理=ノングレア)
視野角:縦方向=178度/横方向=178度
応答速度:14ms/6.1ms(GtoG使用時)
輝度:300cd/m2
フリッカーフリー機能:有
ブルーライト軽減機能:有
最大消費電力:34W/16.7W(通常)
スピーカー:有(2W×2)
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2016年10月
保証:5年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1
AMDFreesync対応:無
10年位前だとIODATAブランド=「ダメかな」という気がしますが昨今は、良いものも出しているようです。基本的にどこかの外部企業に製造してもらった商品をIODATAブランドで販売するスタイルなので製造委託先の能力が高いと良いものが混じるようです。
こちらは、カタログスペック的には、問題ないようですがまだ、2016年10月発売という新製品なので評価が未知数です。
パネルもADS方式です。中国のBOE社製でADSもIPS方式なのですがIPSという商標は、ジャパンディスプレイ社とLGディスプレイ社の登録商標なので使えない為に別名を使用しているだけのようです。
なので画質は、良くなりそうですがどうでしょうね。通常時の消費電力も低いのでそれなりの電源周りの回路になっているのでしょうか。
あれ?やだ、ウソ、保証が5年(条件=使用時間3万時間以内)だ・・・。IODATAに何が起こったんだろ?
IIYAMA ProLite XB2783HSU-B1
iiyama ディスプレイ モニター XB2783HSU-B1
「XB2783HSU-B1」検索一覧(Yahooショッピング)
「XB2783HSU」検索一覧(楽天市場)
サイズ:高さ=40.5-530.5(最大)cm/横=62.2cm/奥行=23cm
パネル:AMVA+(表面処理=ノングレア)
視野角:縦方向=178度/横方向=178度
応答速度:12ms/4ms(GtoG使用時)
輝度:300cd/m2
フリッカーフリー機能:有
ブルーライト軽減機能:有(Exitボタン長押しで隠し機能的にあるらしい)
最大消費電力:55W/34W(通常)
スピーカー:有(2W×2)
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2013年11月
保証:3年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
AMDFreesync対応:無
以前は、飯山電機と言いましたが大人の事情がありIIYAMAブランドになっているようです。企業名は、自社ブランドPC屋さんのマウスコンピューター。
飯山電機の頃は、色が薄いイメージでしたが量販店で見た印象は、今でもその伝統は、受け継がれているように見えました。そういう好みの人もいるでしょうしね。
パネルは、VA(AMVA+)です。このディスプレイの特徴としては、台座が良くできていて画面を回転させて縦にしたり角度や高さ調節ができる点でしょうか。USBポートもあります。
その分VAパネル系のBENQやAcerよりも数千円高いです。
VIEW SONIC VX2757-mhd
ViewSonic ゲーミングモニター 27インチフルHDディスプレイ(Amazon)
「VX2757-mhd」検索一覧(Yahooショッピング)
「ViewSonic VX2757-MHD」検索一覧(楽天市場)
サイズ:横=70.8/奥行=15.8/高さ=56.9cm
パネル:TN(表面処理=アンチグレア)
視野角:縦方向=160度/横方向=170度
応答速度:1ms
輝度:300cd/m2
フリッカーフリー機能:有
ブルーライト軽減機能:有
消費電力:28W
スピーカー:有(2W×2)
VESAマウント:対応
コネクタ:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
発売日:2014年4月
保証:3年
表示用付属ケーブル:D-Sub=1/DVI=1/HDMI=1
AMDFreesync対応:有
VIEW SONICという名前は、聞き慣れませんがアメリカ企業のようです。液晶パネルは、全米1位の高評価となっており日本にも進出してきたようです。
そんなメーカーの27インチディスプレイの1機種であるこの機種は、なんとTNパネル。ただ最新のTNパネルなので視野角も広めで反応速度も高速な為ゲームや動画視聴分野で好評価なようです。
ゲーミングモニターと銘打っているだけあってゲーム用途では、良いのかもしれません。AMDFreesyncというリフレッシュレート調整機能も付いていますしね。本当にゲーム用というところです。
最後に
3万円以下と言いながら大して性能差が見えない(コネクタの種類や数位)ので1万5000円から2万5000円程度の価格帯で目についたものを列挙してみました。
IPS系とVA系どちらが好みか?というところでしょうか。TNでも昨今は、そんなに激しく画質が悪いものでもないようですがまぁ、無難にIPS系とVA系で選択するという事になりまそうです。
そういう事で選択肢は、AcerのKA270HAbmidx、BENQのGW2760HS、LGエレクトロニクス製 27MP38VQ-B辺りに絞られます。なんでかというとVA系では、KA270HAbmidx、GW2760HSの2機種が1万6000円から2万円の間を行ったりきたりしていますしIPSでは、商標権を持っているLGの27MP38VQ-Bがやはり2万円弱ですので特に性能に顕著な差が無ければこの辺りで問題ないと思われる為です。
と、思っていたところ某通販サイトでAcerのKA270HAbmidxがクーポン使用で年末年始特価16000円弱という状態でしたので購入しました。
次回は、その使い勝手や特徴等を書いていこうと思います。
続き:「Acer製KA270HAbmidxを購入しての使用感」
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