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杉カフェ板を接着して一枚で奥行のある机を作る(裏面塗装編) Part3

DIY
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前回までで杉カフェ板4枚を接着してパテ埋め、カンナ、紙やすり、反り止め装着して天板らしさができました。このままでも意外に綺麗ですが木材そのままだと変色、へこみ、傷、材木の含水率の増減で反り等痛みが出てくる可能性があるので塗装をします。

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天板裏面塗装

表側、裏側どちらから塗装しても良いとは、思いますが経験値が低いのでここは、普段使用で余り目立たない裏側を先に塗装して経験値を上げようと思います。

この段階で紙やすりで材木表面を綺麗にしておくと塗装の仕上がりが向上するらしいので頑張って紙やすりかけをしたいところですが表側を一生懸命やったので裏側も同じ労力をかけるのは、キツイと気分的にヘコンだ状態で裏側の下地処理したのでいい加減です。パテ埋めした箇所等なんとなく平らになっていればそれで良いという感覚です。パテも塗装できるとなっているし色が乗れば分からない程度の間隔で適当に終わらせています。これが宜しくなかったのですが・・・。

実際に塗装するにあたって使用するのは、和信の水性ウレタンニス。色は、ブラック。量は、300ml。着色ニスです。着色とニス塗りが同時に可能という事で楽なのと着色とニスを別々で購入しなくてよいので経済的と思いこちらにしました。刷毛は、カインズホームの万能用70mm。130円位の安い奴です。

1回目塗装をすると杉板部分は、木目が綺麗に見えパッと見だと良い感じです。ですが良く見るとよろしくない。パテ埋めしたところをを適当に紙やすりかけした箇所等パテ埋め跡地という感じでパテの色が見えます。下の画像だと右下辺りは、紙やすりかけで力尽きて「裏側だから良いか」と適当にした箇所なのですがそのまま残っています。見栄え的に余り良いように見えません。

反り止め箇所を見ると綺麗な個所は、綺麗ですが基本的にムラがあります。塗る時に刷毛を置いた、離した、止めた個所が濃くなったり、薄くなったりしている印象です。刷毛は、材木の端から入れて反対の端まで止めずに払うのが良いとかYoutubeで見つけた塗装の人の動画でやっていましたのでそうした方が良いようですが反り止めの角材が長いので刷毛に付けたニスがそこまで1回では、持たない為どうしても途中で刷毛にニスを付けないといけないのです。この場合どうやって端から端まで刷毛を離さずに塗るのだろうか?という疑問が湧きます。

着色剤が粉のような着色なので刷毛の擦り跡が残りやすいのもあってなかなか難しいです。後で調べて大多数のDIYの方の意見として着色ニスは、難しいので着色とニス塗りは、別々で実行した方が楽というものが多かったです。当方も同意しておきます。

着色ウレタンニスの着色成分が薄すぎるというのもある気がします。(ここは、別の物を作って塗装する際に透明ニスにポアーステインを1:1~1.5位で自分で混ぜて3回重ね塗ったら綺麗になったのでやはり薄いのかも)

もう一つの問題。ニスのボトル裏面にも記載がありましたがつや消しニスを未塗装の木材に初めて塗る際に起こる可能性がある白化現象。杉板の一部で起こりました。材木の乾燥が進んでいたり導管がユルユル等色々な条件で木材が水分を吸い込みやすくなっている箇所で起こりやすいようです。
ニス成分が木材に吸い込まれてつや消し剤が木材表面に残って白くなったようになることで起こるとのこと。

1回目は、下の写真のように結構ガッツリと白化が起こりました。
2回目を塗ったら着色が少し濃くなって下の写真部分は、マシになりましたが50%位マシになった程度なので対策を考えた方が良いかも。簡単なのは、最初にテカテカの透明クリヤを塗ってからつや消しを塗る事。

タイトボンド3が垂れた個所も一応着色されましたが薄いです。裏側だから良しとしましたが細かい箇所を気にする場合は、カンナかけや紙やすりかけをキッチリと実行した方が無難のようです。
表側は、溝埋め等下地処理をしたのでもう少し綺麗になりますが裏側は、接着後も軽く出っ張りをなくす程度にカンナかけや紙やすりかけをした程度なので下の画像のような状態が残っています。

タイトボンド3が垂れた個所

カフェ板の端の方は、少し反っていたのですがそのまま接着して表側を平らになるようにカンナかけで平らにしました。側面を見ると裏側は、少しズレが残ります。
接着時に表側から重りを載せて正しい位置で接着しても良かったのですが反りが進んで接着箇所にずっと力がかかったままになると数年後に割れたりしないかと思い反りに逆らわずに表側を削って平らにするという方法を取りました。溝の段差処理をもう少しやれば綺麗になりそうですが裏側なのでそのままの為近くで見ると小学生の工作のように見えます。ここも着色成分がもう少し濃ければ目立たない予定だったのです。

反り止めのネジ穴をパテ埋めした方が綺麗に仕上がると思いますが面倒なのでそのまま着色ニス塗りしました。人間が接着する可能性が低いので問題ないかと。この辺りも許せない場合は、パテ埋めしてから塗装ですね。

杉板部分は、2度塗りしたら鈍い光沢で良い感じに見えるようになったのですが近くから見ると上に記述したような問題点があります。

最後に

裏側は、普段見えないからなんとなく塗ってあれば良いかと思いましたが作業終了後少し不満に思いました。

反り止めを付ける前に双方を室内用の黒ペンキを塗った後に光沢クリヤの水性ウレタンニスを塗りつや消しウレタンニスを塗って仕上げるのが正解だった気がします。

表側や机の脚塗装時は、この辺りを教訓に取り組もうと思います。

今回の作業内容を動画にしたものがあります。興味のある方は、下からどうぞ。

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