優柔日誌「コマレテル」

決断できない人の日誌です。

カフェ板を結合して奥行のある机を作る (脚作成、完成) Part5

   

前回まででフラットな天板ができましたので机にするべく脚を作成します。

杉カフェ板の机

机の脚作成

作成した天板自体の重量が約18.2kgある上に荷物や何か作業をするのに肘を付けると上半身の重さがかかったり揺さぶられたりするのでそれなりに剛性のある形にしないといけないかと思います。

一般的なテーブルの脚がなっているように4本足のみだと自作の机では、横方向に力がかかった時にバッタリと行きそうな気がした為前後を補助する板をいれる形にしました。

材料は、垂直方向を2×4材で水平方向の補助材を1×4材で作ることにします。
今までは、適当に手引きノコギリで切っていましたが2×4材の切り口は、直角が出ていないと斜めになって力が常に斜めになった方向にかかってそのうち机自体が歪んで来たり脚の下に隙間が開いてガタガタしたりするのでは、無いかと予想します。

そこでここでは、丸のこを使用しました。最初は、下のような安いマキタやハイコーキのDIY向け購入を考えました。

HIKOKI FC6MA3 マキタ M565

しかし、使用予定を落ち着いて考えたところわざわざ数か所を切断するだけの為に丸のこを購入するのももったいないので近くのホームセンターのカインズで工具レンタルしてきました。一泊二日で300円。刃は、自分で用意しないといけません。一応全然切れない古い刃が付いては、いましたがキックバックとやらが怖いので丸のこ初心者は、新品の刃を使用した方が無難だと思います。当方も初めてなので新品の刃を買いました。

別のホームセンターのコメリで「どんなもんじゃい」を購入して使用しました。

初めて丸のこを使用した感想としては、最初怖いですが1か所目を切断したところ「さすが文明の利器」と思いました。ガイドになる真っすぐな材木を当てないと慣れていないうちは、丸のこでも蛇行したりしますが慣れてくるとそれなりに切れます。もちろんガイドの木材を当てれば真っすぐスパスパ切れます。非常に楽な作業です。

脚の部材として685mmの2×4材を4枚。700mmの1×4材を6枚。切ります。

切断が終わったら塗装です。天板裏側のように着色ニスをいきなり塗ってまた、白化現象になるとよろしくないので今回着色は、つや消しの黒ペンキを使用しました。カンペハピオのアレスアーチ。色は、つやけしアーチブラック。

缶の裏面に記述されている成分を見ると多くの多用途ペンキに記載されている防カビ剤や錆止め剤の記載が無かったので室内で使用する家具にも安全かと思いこちらを選択しました。
「記載されていないだけで実は、ガッツリ入っています。」とかだとマヌケですね。薄めなくても非常に塗りやすく綺麗に塗れました。

黒ペンキを塗った後、上に和信の水性ウレタンニス 300mlを塗ります。色は、透明つやけし。着色では、無い物です。

下の写真は、左が黒ペンキを塗っただけの物。右がウレタンニスを塗ったものです。ペンキだけだと衣類が擦れたときに色写りしたり経年劣化で粉状に剥がれたりするらしいのでニスで表面保護が必要だと思いガッツリとニスを2度塗りしています。つや消しなのでツヤも丁度良い気がします。肌触りもスベスベです。4-5回位重ね塗るとビニルみたいな表面になります。脚なので2回で十分だと思います。

塗装後24時間以上置いておいて塗料が十分に乾いたら天板に脚を取り付ける部分の下作業を行います。足を作って裏側からビスを打ちガッツリ固定しても良いのですがこのサイズの机だと容易に部屋から出せないので分解できるようにした方が良いと思い組立後分解も可能なようにします。

下のように天板に固定される側の脚用1×4材を脚を固定する予定位置に1枚置き1×4材の長手方向の真ん中にマスキングテープを貼って2等分線の代わりにします。そこに天板の4枚のカフェ板全ての短手方向の2等分位置に当たる4箇所に印を入れます。

その印位置に穴を開けて下の写真のような鬼目ナットを付けます。天板は、ムラコシのオニメEタイプM6×20を使用しました。
こうすることで鬼目ナットが文字通り木材から抜けないナットになるので足をボルトで固定したりボルトを外して脚を外したり可能になります。市販の組立机と同じです。

M6の鬼目ナットの適正下穴サイズが8.7~9mmという事なので三菱の鉄鋼用9mm刃で1×4材ごと下穴を開けました。こうすることで天板と1×4材の穴位置が一致します。

カフェ板の厚さが30mmなので25mm程度(鬼目ナット20mmの適正深さ)穴を開けるとすると1×4材の厚さ19mmを足して44mm程度の深さで穴を開ければ良いのでドリル刃のその位置にマスキングテープを貼って深さの目安にします。下穴が曲がっていると鬼目ナットも曲がるので垂直になるよう注意して穴あけします。

開けた下穴に六角レンチを使用して鬼目ナットを捻じ込みます。捻じ込む深さは、板と平らになるようにします。出っ張っているとそこだけ板と脚に隙間が開いて脚がグラつく原因になります。深すぎると天板を貫通するかも。

下ごしらえが終わったので脚を組みます。切断して塗装した2×4材を垂直方向の柱にしてその上下を1×4材で挟み込むイメージです。更に上から適度な個所にユガミ止めの1×4材を固定して片足完成です。

固定に使用したビスは、ダイドーハントの65mmフレキ付きビスです。

本来は、2×4材に1×4材を固定するビスは、4本を想定して下穴を4つ開けていたのですが天板の反り止めに予定よりも多くビスうちした為ビスが足りず上の写真のように3本になっています。

ユガミ止めの取り付け位置が左右の脚で逆になる事以外は、同じ構造なので左右の脚を組んで脚が完成です。ユガミ止めと65mmの長めのビスを使用したおかげか手で押してもほぼ揺れが発生しません。(一番下の掲載動画参照)

この脚だけでも垂直方向の力には、問題ないと思いますが机ですので座ったり立ったりする際に横方向の力がかかる可能性があります。奥行方向は、脚のユガミ止めにより問題ないですが左右方向は、弱いような気がします。

そこで左右の脚の奥側に幕板のようなものを取り付けできるようにします。この板も鬼目ナットで取り外し可能にします。鬼目ナットは、3個でも良いと思いますが鬼目ナットが1袋4個だったので4個付けちゃいました♪

位置は、脚のユガミ止めの高さに合わせると見栄えが良いと思い同じ高さにしてあります。

幕板的な板は、1×4材で1600mmです。こちらも幕板的な1×4材を脚の上に載せて9mmのドリルで19mm+25mm=44mm下穴開けしました。穴あけする際に脚が天板に垂直に固定できる位置で開けないとこの幕板が脚のユガミを生んでしまうので良く確認して穴あけ、鬼目ナットの取り付けを行います。

設置場所によっては、脚の裏側に硬質フェルトを貼った方が床の傷防止になると思います。当家は、カーペットなので貼っていません。

机組立

脚を背面の幕板的な板で固定すると下の画像のようになります。これでは、弱いかと思う場合(横に押すと5mm以上揺れる場合)は、脚の下の方にもう一枚幕板的な板を固定すれば上下の横方向を抑えるので歪みづらくなるのではないかと思います。当方は、1本で横方向の揺れが1-2mm程度に収まったので追加せずに使用しています。

ジョイントボルトをきつく締めたのに手で押して歪みが大きい場合は、脚のみで置いた際に床と脚の間に隙間がないか?垂直な2×4材の木口が直角に切断されているか?鬼目ナットは、垂直に板と同じ高さになるまで捻じ込んであるか?等を確認して修正した方が良いと思います。

天板を載せてボルトを締めます。

幅1700mm、奥行800mmのフラットで奥行のある天板を持つ机完成です。

けやき色の天板に黒い脚で色使いも良いのでは、無いかと自画自賛です。サイズ的にテーブルとしても使えそうです。

65kgの物体が立っても座っても特に問題なかったです。飛び跳ねるのは、どうか分かりませんが足場用の板が杉で36mmとかでホームセンターに販売されているので30mm厚のカフェ板もそれなりの強度がありそうです。

まとめ

サイズ:横1700mm、奥行800mm、高さ75.7mm前後
重量:天板約18.2kg+脚と幕板で約6kg=約24.2kg(ビスや塗装塗料は、除く)

【材木】
杉カフェ板:2000mm×200mm×30mm×4枚=4320円
赤松:45mm×45mm×1985mm×4本=1650円
2×4材:1830mm×2本=796円
1×4材:1830mm×4本=1032円

【ビス等】
ダイドーハント コーススレッド フレキ付き 65mm×80本=294円
木材補修用 ボンド ウッドパテ タモ白 120ml=418円
ムラコシ 鬼目ナット Eタイプ M6×20mm×16個=384円
ジョイントコネクターボルト M6×40mm×16本=672円
タイトボンド3 115ml=798円 450ml=1538円
三共理化学 紙やすり 60/80/100/120/240/400/600番×24枚=720円
ダイソークランプ2個×440円

未塗装で小計:13062円

【塗料等】
アサヒペン 水性高耐久2液ウレタンニス 透明クリヤ300g=1800円 つや消しクリヤ600g=2727円
カンペハピオ アレスアーチ アーチブラック 0.5L=999円
和信 水性ウレタンニス つや消し ブラック 300ml=1780円
和信 水性ウレタンニス つや消しクリヤ 300ml=1780円
和信 水性オイルステイン けやき 300ml=880円
和信 との粉 200g 白色=498円
イノバワンタッチコテバケ 150mm=598円
ハンディ・クラウン ソフト塗料皿(S)=177円
万能刷毛70mm×3本=444円

塗料系で小計:11683円

合計:24745円


市販の机と比べてこのサイズの天板でこの値段は、安いと思います。2液ニス、タイトボンド3の容量やとの粉、天板裏側を黒ペンキで塗る等計算ミス箇所を削れば2万円内なのでマズマズだと思います。

ちなみに総工期は、なんと1か月強。タイトボンド3、パテ、塗料の乾燥に3週間位使っているのでそんなところかと。3~5月は、外作業だと風が強くゴミが飛んでくるのでニス塗りに余り良い時期では、無いです。

最後に

カフェ板4枚を接着する際にタイトボンド3を垂らさなければ塗装がもっと綺麗になったのとホームセンターでカフェ板を購入する際に節が少ない物をガッツリ選べばパテ埋めや紙やすりかけが楽になって塗装載りも良くなったという点が反省点な気がします。

が、中学校の技術家庭科程度しか木工経験が無いのにぶっつけ本番で机作成したにしては、上出来ではないかと思います。

本人は、満足。ここ重要。

今回の工程を動画(静止画と動画混じり)でも作っているので興味がある方は、下からどうぞ。

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