1mm厚のアルミ板を切りました。
文房具のハサミで。
PLUSという文房具メーカーのハサミでSC-175SFというフッ素コーティングで厚紙も切れるという事なので試しに切ってみたら軽快に切れたので調子に乗ってバリバリ切りました。
切った後良く見ると刃こぼれしています。
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その後紙は、切れるのですがビニールのような薄い素材が切れなくなりました。エアパッキンやガムテープ等も切れない時が有ります。
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ハサミ研ぎ器
使い捨てにするのも何か勿体ないので包丁を研ぐような砥石で研ごうかと思いましたがハサミは、構造上砥石が付け根まで入らず角度付けが難しいのでどうしようかと思っていました。
そこで調べてみるとハサミ研ぎ器という専用のハサミの刃を研ぐ商品が存在していました。いくつかのメーカーから出ているようですが電子機器メーカーとして有名な京セラ製でHT-NBKという物が有ったのでそちらにしました。京セラは、元々京都セラミックというセラミックを専門に扱う企業として創業していますので信頼できそうな気がします。
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「数回研ぐだけでシャープな切れ味を再現」と通販番組の包丁研ぎ器のようなフレーズですが実際はどうでしょう?
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取り出すと板状のプラスチックに溝が有りその真ん中に白い棒が入っています。この白い棒がセラミックのようです。
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溝にハサミの刃を入れて白い棒に刃を接触させて前後に数回動かすと研げるとの事なのでそのようにしてみます。
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両刃同時に研ごうとすると押す時は、スムーズに動きますが引く時は、ガッガッガッという具合に引っ掛かりますので片刃づつ研ぐのが正解のようです。
研いだ後先ほど切れなかったビニール1枚重ねを切ってみると下の画像のように綺麗に切れました。
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刃先を触っても刃こぼれが無くなったような感触は、ありませんが切れました。不思議。
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ビニール2枚重ねを切ってみるとハサミの根元部分は、切れるようですが中間部分が切れません。まだ、研ぎが甘いようです。
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このハサミは、反りが付いているのでその反りに合わせて形状に逆らわずに数回研ぎます。
すると綺麗に先まで切れました。
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念のため4枚重ねも切断実験。
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問題なく切れました。ハサミの根元から先までバッサリです。
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最後に
あまりこの手の商品を信用していませんでしたが今回の商品は、謳い文句通り「数回研ぐだけでシャープな切れ味」を実現してくれました。
元のハサミの品質にもよるのかもしれませんが低価格で切れ味を蘇らせることができるので悪くありません。
素材がカチコチの硬いセラミックとは言っても何度も使用すると削れて研ぎ器側がダメになりそうですが紙やすりのようにすぐにダメになる訳では、無さそうなのでそれなりの回数使用できそうです。
最近は、ハサミも安くなってしまっているのでこのハサミ研ぎ器と価格的にあまり変わらないのが導入判断の難しい所ですが。
今回の内容を動画にしたものが下にありますので興味のある方は、下からどうぞ。
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