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インクジェットプリンター(G6030)のカラーインクが出なくなったので調べて対処した。

周辺機器
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以前ジャンクで購入し修理して使えるようになったキャノン製G6030の黒は、問題なく印字されます。

しかし、カラーが出なくなりました。たまに青が出ることは、ありますが他の色は、完全に出ません。

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対処方法調査

キャノンのWebサポートで調べてみると対処方法として電源入れ直しとかいつものまったく役に立たない対応方法が書かれていてへこみますがその中にプリンタのインクリフレッシュという項目がありました。調べると前回使用してから使用しない期間が長く空くとインクタンクとインクヘッドの間にあるチューブの中が空っぽになってインクがヘッドに送られなくなることがあるそうです。その空っぽになったチューブとヘッドにインクを強制的に送り込むのがインクリフレッシュという機能ということです。

プリンタのドライバ入れるとプリンタのプロパティに付いているキャノン独自のソフトメニュー(キャノンプリンターアシストツール)の中にインクリフレッシュという項目があります。実行するとインクがプリンター前部にあるインク量を見られる窓の右側に付いている●マークまで無いと実行できないというエラーが出ます。実際ほとんどインクが無くなっているので動作させることができません。

インクジェットプリンタのインクが出ない場合大抵ヘッドの方が詰まってダメになることが多いです。その為、ヘッド交換とインク補充とどちらかと悩みましたがインクが無いのは、確かなので直るかどうかわからない状態ですが純正インクを購入しました。

インク補充

インクを補充する為にプリンタ上部を押し上げると確かに黒色チューブ以外は、チューブの中にインクが入っていません。

プリンタ上蓋を上げて右側手前にカラーのインクタンクがあります。

上の蓋を開けると各色のタンクの蓋があります。

1個づつ開けて購入した補充用のボトルの蓋を開けて各色に対応するボトルを差し込むだけです。ボトルを逆さまにする際にこぼしそうだと思いましたがなかなか良くできています。ボトルの中に弁が付いていて下の画像の真ん中のパイプ状の部分がボトルの弁を押すことでインクがボトルから出る構造です。

ボトルをここに差し込んで弁を押せるように更に下に軽く押すと軽い抵抗があって弁が開いたような感触がありインクが出始めます。

下の画像の穴の中にあるテトラポッドのような形の部分が弁の頭です。これがプリンタの補給口にあるパイプの頭で押されてインクが出ていきます。ただ、新品のボトルの蓋を外すとこのように少し漏れがあるので弁をどこまで信用して良いのか謎です。一応逆さまにしても漏れ出てこなかったです。

さっきのプリンタの残量窓メーターの状態にボトルからインクを補充すると大体下の赤矢印位余ります。その為全部入れる気でほっておくと溢れる可能性がありますのでプリンタのインク量窓を見ながら満タンメモリでボトルをゆっくりと上に引き抜くように待機してないといけないようです。怖いので満タンメモリ以上に補充する実験は、していません。

3色全部満タン状態になりました。

キャノンプリンターアシストツール

プリンターのプロパティからキャノンプリンターアシストツールを開きます。

左下のインク残量通知設定を開いてインク残量カウントのリセットをします。実インク量を計量してインク残量を検出している訳では無く1枚当たりこの位のインクを使うはずだから何枚印刷したらインクが無くなっているハズ的な仕組みらしいです。なのでリセットが必要のようです。

念の為にこの状態で強力クリーニングを実行して印字が復活するか実験してみましたが何も変わりませんでした。

次に本命のインクシステムリフレッシュを開きます。大量にインクを消費するという警告が出ます。

もう一度大量のインクを消費する警告が出ます。それほど大量のインクを消費すると分かっているなら消費しなくても良い構造にすれば良さそうですが謎です。

インクシステムリフレッシュは、10分程度で終了しました。ノズルチェックパターンを印刷してみますと綺麗にカラーが出力されました。復活です。

さんざん大量にインクを消費すると警告が出たのでどれだけ消費したのかとインク量窓を見ると1㎜程度しか減ってません。インクリフレッシュ実行用の最低必要インク量のマークが少し上に付きすぎな気がします。もう一つ下のメモリの下にあっても良い気がします。

最後に

この機種は、ヘッド交換もできる機種なのでヘッドとインクどちらが原因かと思っていましたがインクだったようで何よりです。ヘッドの方が安いので先にインクを試してみましたがインクでは無かったらヘッドも購入しないといけなくなり結構な出費になっていました。インクのみで良かったです。

ヘッドが交換できるから互換インクでも良いかと思いましたが今まで使用したインクジェットプリンタへの互換インク使用経験から行くと互換インクの方がヘッドの中で固まる期間が短いような気がするので今回は、純正インクにしました。純正は、それなりの値段なのでもう少し安くても良い気がします。

この機種に関しては、長期間印刷しない場合は、チューブの先を閉めてチューブ内が乾燥しないような仕組みがあっても良いのかも。

まぁ、そんな感じです。

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