だいぶ知名度が高まって来た格安SIM(MVNO)ですがドコモ、au、ソフトバンクの大手に比べれば段違いに安いですがまだ高い気がします。
安い企業だとデータ通信のみ1GBで月500円程度等ありますが当方が最近のデータ使用量を見て「あれ?」と思ったのがこれです。「3か月で50MBしか使ってない・・・」
衝撃の事実発覚です。
それなのに毎月1GBや3GBで500円から1000円程度支払うとか間抜けな気がします。
そこで調べてみました。低用量だけど安いSIMを。
しかし、速度200Kbpsなら300円とかあるのですが速度は、LTEの速度そのままに容量と値段だけ低いものを探すとありません。
駄菓子菓子。
あったのです。そんなSIMが。
プリペイドSIM
毎月定額を払う一般的な格安SIMのみに目線が奪われていたので気づきませんでしたがなんとプリペイドSIMなるものが存在するのです。
毎月支払いがあるタイプと異なる点は、個人情報の登録が不要、通話コース無し、容量を使い切るか使用期限が来ると容量チャージしない限りつかえなくなる点です。200kbps等の低速運用は、できません。
元々は、観光で来た外国人がSIMを購入してスマホに挿せばすぐに通信が可能になるようにという事から始まったようですが現在は、いくつか選択肢があり複数の企業から販売されています。ただ、「購入してすぐに使えるように」という割には、全部データのみのSIMなんですけど。外国の人が日本に来て緊急時に困るでしょうから通話の方が大事な気がしますけどね。後は、仲間とはぐれた迷子の時とか。
ですが当方は、通話は、FomaSIMでデータ通信は、格安SIMを使用するという2枚挿しなので問題ないのです。
プリペイドSIMを調べると外国人観光客向けの物は、高いです。そう高いのです。観光目的だと7日程度だからという事なのか有効期限が7日、10日、20日、30日と短いのです。それなのに3000円とか4000円とか容量によりますがすごいぼったくってます。中国の観光地で現地人と外国人で価格差をつける中国人も真っ青な位。足物見てる感が高いです。企業によっては、購入から2週間以内に使用手続きしないと無効になるとかサービス提供しないで金だけ取る詐欺のような規約の物も。
そんな中になかなか良いところを突いていると思う金額のプリペイドSIMがありました。
OCNモバイルONEプリペイド
日本最大のネットワーク系企業であるNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMにOCNモバイルONEがありますがそのサービスの一環としてOCNモバイルONEプリペイドがあります。
OCNモバイルONEの回線と同じ物なので使用感は、通常の月払いOCNモバイルONEに準じます。
こちらは、OCNのメールアドレスが1個付いてきます。
月払いコースと異なる点で「低速、高速の変更ができない」、「無料Wifiが使えない」という点は、残念ですが商売なのでそこまで至れり尽くせりとは、いかないでしょう。
当サイトで紹介するのは、使用期限3か月後の月末まで(実質4か月)で容量1GBと言うタイプです。
OCN モバイル ONE SIMカード プリペイド 初回SIMパッケージ 【容量型】 ナノSIM
Yahooショッピングでocn プリペイドの検索結果
楽天市場でOCNプリペイド検索結果
上は、初回用のSIMが入っているタイプなので税込み定価=3456円です。ローソン等コンビニやビックSIMプリペイドとしてビックカメラの店頭でも売っています。ただ、使用期限が20日とか短いタイプしか置いてないコンビニもあるので注意が必要です。
3456円を4か月で割ると1か月864円と高い気がしますがこれは、初回だからです。通常の格安SIMも初回は、事務費3240円や最近は、SIM発行手数料400円とか取られるのでそれよりは、安いです。(通販サイトだと3000円-3300円程度なのであるサイトの3072円を例にすると4で割ると1か月768円です。)
初期パッケージ使用開始から4か月(3か月後の月末)経過したら今度は、下の追加パッケージを使用します。追加パッケージには、SIMが付いて来ないので初回は、必ず初回パッケージを購入する必要があります。初期パッケージの値段もSIM代と初回契約費と思えばそんなところでしょうか。(初回3456円-追加2160円=1296円)
OCN モバイル ONE SIMカード プリペイド 容量追加パッケージ
こちらは、定価=2160円です。4か月で割ると1か月540円です。十分安いですがまだ、高い気がします。
そこで通販の出番です。ある通販サイトだと1754円で販売されています。4で割ると1か月438円。税込みなので十分な安さです。
1GB契約で普通の格安SIM契約だとLINEモバイルが税抜き500円、DMMモバイルで税抜き480円ですので安さを感じます。
そしてこのプリペイドの良いところは、未使用容量の無期限繰り越しがあります。使用期限までに800MB残っていて容量追加パッケージを使用すると次の4か月間は、1GB+800MBとなります。その次も1GB追加で残り容量+1GBなのであまり使用しない人にとっては、容量がズンドコ積算されていきます。
また、大量に使用した月で容量が足りなければ容量追加パッケージを使用すれば期限内でも容量追加が自由です。その場合は、月割りにした場合の金額は、割高になりますけど。
【注意事項】
・初回SIMの使用期限の実質4か月が経過した後いつまで追加SIMが使用できるかというと使用期限が切れた翌月末までのようです。(通常の月額アップグレード期間内という記述有)それ以降だと追加不能なような文面です。
・不要になったSIMは、返却の義務があります。返却方法がOCNのサイトにあります。
OCN モバイル ONE SIMカードの返却について
ただ、月額サービスと異なりプリペイドの場合は、個人情報の登録が無いので誰がどこでSIMを保有しているかの確認方法がないから・・・どうなんでしょうね。
IIJMIOプリペイド
OCNと並ぶネットワーク系企業のIIJが提供するIIJMIOという格安SIMがあります。そのプリペイド版です。
手続き後使用期限は、3か月となっていますが3か月目の月末までなので実質4か月です。1月に開通手続きすると4月末まで使用できます。初回パッケージの税抜定価=3791円です。4か月で割ると947円です。OCNと比べると値段差300円分が乗ってきています。通販サイトでも3300円-3700円(2017年1月)の間位です。あまり値引きしてません。こちらは、たまに600円程度の雑誌の付録でSIMが付いてくる事があるのでそれを使用すると600円で開始できます。
amazonに現在ワンコインキャンペーン中という事で600-700円程度(2018年12月現在)でスターターキットが販売されています。
また、Yahooオークション等でこの雑誌を買ってSIMだけ再販している人がいるのでそれを狙うのも良いかも。
もう一つの手段としては、初期容量が500MBでもよければコンビニで販売されている「IIJmioえらべるSIMカード」を使用すると税込3000円で開始できます。これは、雑誌の付録と同じ内容なので割高です。
使用期限や容量を使い切った際のIIJMIOの容量追加は、リチャージ用の容量追加クーポンカードを使用します。
こちらは、何故か残念ながらネット販売されていません。どこで販売されているかと言うとヨドバシカメラ、ビックカメラ、ドン・キホーテ等量販店やローソン、セブンイレブン、ファミリーマート等コンビニです。
IIJクーポンカード公式説明サイト「IIJクーポンカード」
クーポンカードの販売価格は、500MBで1500円、2GBで3000円です。高い!!と思うかもしれませんがこちらもOCNと同じで無期限繰り越しです。余れば余っただけ積算されて行きます。有効期限3か月と記述されていますが実質4か月です。税込み1500円の場合で1か月375円。3000円の場合で1か月750円です。初回2GBにプラスする形ですから少量しか不要な人には、十二分です。
有効期限内+1か月間(経過後は、リチャージ不能)ならいつでもリチャージ可能ですので容量が足りなくなっても追加可能です。割高になりますが。
そして、この記事では、月に50MB程度しか使わない人のお話をしていますので十分ですしそう考えると月額は、最安レベルです。
ちなみに月額IIJMIOへのアップグレードも無料で可能です。
最後に
SIM2枚運用で月に125MB以下しか使用しないのであればIIJMIOプリペイドが安いです。もう少し毎月追加したいかな?と思う場合は、OCNでしょうか。
容量追加以降は、OCNが438円、IIJが375円でデータ回線の維持が可能です。
安さを追求するとOCNは、店舗で購入するよりも容量追加パッケージを通販サイトから購入した方が安いのでその分手間がかかりますがIIJは、コンビニ等で全国一律金額で手軽に購入できるのでお手軽感があります。
ただ、双方とも有効期限やリチャージ期限があるのでそれを忘れると再度初期パッケージを購入しないといけないのが面倒でしょうか。
格安SIMは、クレジットカード登録で毎月課金が殆どですが前払いの方が代金収容の面でも確実だし固定収入が読みやすいそうなのですがクレジットカードにこだわるのは、ネット犯罪抑止の為に個人認証とかの問題も絡むのでしょうかね。
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