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「システムと圧縮メモリ」が数百MB使用し処理速度が遅くなり邪魔臭い場合の対処方法[Windows10]

Windows10
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Windows10を使用していて思うのが良くわからないけど勝手にHDDがガリガリ回り始めたり「Windows7も謎のHDDガリガリは、あったがそれ以上にこんなタイミングでHDDガリガリしなかったしメモリの消費量ももっと少なかった」と思う時が頻繁に起こります。

「何度かのアップデートでRAM4GBのヘッポコPCでは、辛くなってきたのかな?」と呑気に考えもしました。

ただ、最初にWindows10にした時は、「Windows7とあまり変わらない」と思っていた気がします。

そう、「あれ?重くなった?」、「勝手にHDDがガンガン回ってる」と思うようになったのは、最近なのです。
2016年に入ってから。

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動作が重くなり操作が阻害されると思う原因

1.Windowsアップデート

Windows7の時は、「後10分待って」とか「明日やって」とか可能だったのがWindows10では、裏で問答無用で勝手にやってます。Win10-Proだとサービスを止めるという手がありますがHomeでは、なすすべもなくWindows10様の思うがままです。(一応ポリシー設定ツールとか拾って来ればある程度制御できるらしいですけど)

基本的に内緒で裏でコッソリ動作してユーザーに分からない内に更新していつも最新の状態にしておくという内助の功的なコンセプトらしいですけどその実、その負荷が莫大なので更新が発覚してしまうというお茶目な処理です。

しかも、電源を切る際や再起動の際に「更新しています」と言って長い処理が走ってしまうオマケ付きです。寝る前にシャットダウンしたのだし「自動で電源切れるだろ」と思って寝ると朝には、何かのご加護で処理がストップしたのか「更新しています」点々クルクル画面のまま電源が入っていたりして困りものです。

更新は、必要なので仕方ないのでしょうけどもう少しやりようがありそうな気がします。とりあえず対処方法は、見つかってません。

2.インデックスの作成

ファイル検索用のインデックスを作成する為の処理が偶に走ります。インデックスがあるとエクスプローラー等でファイルを検索する際に高速で検索結果が出ますがその為だけにインデックスを作成するのも間抜けな気がします。「一か月平均でどの位検索を使用するのか?」によっては、インデックス作成のサービスを止めてしまうのも手です。

当方は、Windows7の頃から止めているのでこの仕組みの恩恵をしりません。

3.システムと圧縮メモリ

これです。これなのです。

Windows7の頃は、起動完了時(HDDが読み込み終わった辺り)で大体2GB程度の空きメモリがありました。そしてWindows10にアップグレードした後もしばらくは、同じだったのです。

しかし、昨今は、この空きメモリが1.6GB程度になっていました。尚且つブラウザを使用してタブを10個程度開き裏でブラウザゲームをプレイすると必ずメモリ不足でHDDがガリガリ演奏を開始します。同じ事を以前行った場合は、ここまでHDDガリガリにならなかった気がしてならなかったので調べました。
とりあえずタスクマネージャー見てみると「システムと圧縮メモリ」なるプロセスが350MBから400MBもメモリを掴んでいます。しかもディスクアクセスのほとんどを使用しているようです。

「お巡りさんこの人です!!」と言わんばかりに諸悪の根源を見つけた感覚で確信しとりあえずGoogleで検索してみます。

すると同じ悩みを持つ人が既にブログなどに記述しています。
いるのですが原因は、判ってもその対処方法が書いてないんですけど・・・。

「システムと圧縮メモリ」は、Build10525というものに更新された段階で追加された機能だそうです。日本で正式にこのBuildが提供されたのが2015年末辺りらしいのでメモリ圧迫が発生した時期と重なるようです。
で、この「システムと圧縮メモリ」は、どうやら試験的に搭載されたとか書いてある物がありました。

参照:publickey「Windows 10にメモリ圧縮機能が追加、メモリ不足時の動作が高速に。新しいBuild 10525で

今までは、メモリ不足の際にHDD等に作成していたスワップファイルを高速なメモリ上にデータ圧縮する事で処理速度の向上を計る・・・っておかしくない?
メモリ不足なのに400MB近いメモリを独占しているってのが謎です。しかも、これディスクキャッシュの役目もあるらしく他のソフトを再起動時に高速起動ができるというオマケ付きなんですけどそんなに複数のソフトを起動、終了繰り返す人っていないのでは?

なにかWindows10Phoneを見据えて「AndroidOSの駄目キャッシュ機能の真似をしてみた」的な発想で追加した機能のような気がしてなりません。

確かに大量にメモリが搭載されているPCであればメモリ上にキャッシュを持っていても何も問題ないのでしょうけどメモリ不足解消と処理速度向上の為にメモリを圧迫するという理屈は、変な気がします。「混雑解消の為に交通整理をする警察官が乗ってきたパトカーが路上駐車して1車線つぶしているので更に渋滞が悪化・・・」的な状況のような気がします。

Windows98の頃にインチキ呼ばわりされていた「驚速メモリ」系の発展型でしょうか。

「システムと圧縮メモリ」がメモリを圧迫した場合の対処方法

簡単に見つかるかと思いましたがそれらしいサービスが見つかりませんでした。

お手上げかな?と思っていましたがGoogle検索したらありました。

なんと「Superfetch」サービスを止めるだけです。正確には、サービスを止めた後PCの再起動が必要ですが。

最後に

停止した結果「システムとメモリ圧縮」がタスクマネージャーから消え・・・あれ?メモリ使用量0で表示される時と出てこない時があるのは、なんでかな?という気がしますが少なくとも無駄なメモリ圧迫は、なくなり空きメモリも2GBあります。

これでメモリを大量に消費する3Dオンラインゲームをプレイ中にHDDガリガリしてラグが発生していたものが以前のようになくなりました。

superfetchサービスは、良く使うソフトのキャッシュファイルをHDD等に最適な配置で作成してPC起動時にメモリ上に最適な配置でそれをロードするという仕組みだった気がするのでやはり大量に空きメモリがあるPCじゃないとメモリを圧迫するだけかも。

参照:Windows7の高速化&安定化Tips「プリフェッチ、Windows SuperFetch、Windows ReadyBoostの停止

とりあえず現在のところ停止して快適になった事以外の変化は、感じていませんとさ。

メデタシ、メデタシ。

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